こんにちは!まー坊です。
今日はLinuxのディストリビューションCentOS8のお話です。
先月(2020/12/8)突然2021/12/31でサポートを終了して、CentOS Streamへ移行と発表されたCentOS8ですが、当然と言えば当然ですが利用ユーザーから抗議があった模様。かく言う自分もカットオーバーしたばかりのシステムがあって、頭を抱えていました。
そんな皆の救世主としてCloudLinuxが立ち上がって、CentOSの代替えとして「AlmaLinux」を立ち上げてくれるらしい。
Launched with the code-name Project Lenix, AlmaLinux is an open-source, community-driven project that intends to fill the gap left by the demise of the CentOS stable release. AlmaLinux is a 1:1 binary compatible fork of RHEL® 8 and it is built by the creators of the established CloudLinux OS.
引用:https://almalinux.org/
(直訳)
プロジェクトLenixというコードネームで立ち上げられたAlmaLinuxは、オープンソースのコミュニティ主導のプロジェクトで、CentOSの安定版リリースの終了によって残されたギャップを埋めることを目的としています。AlmaLinuxはRHEL® 8の1:1バイナリ互換フォークであり、確立されたCloudLinux OSの作成者によって構築されています。
と書いてあるから、互換性は問題無さそう。
AlmaLinuxへの移行についても
Switching distributions is usually costly and time-consuming, but that’s not the case when switching from CentOS to AlmaLinux. Switching is easy and almost instantaneous.
Effortless transition from CentOS, with minimal investment and no software changes
Rapid switch from CentOS to AlmaLinux – all it takes is one command.
Zero switching downtime, migrate even large server fleets in an instant
引用:https://almalinux.org/
(直訳)
ディストリビューションの切り替えは通常、コストと時間がかかりますが、CentOSからAlmaLinuxへの切り替えはそうではありません。切り替えは簡単で、ほとんど瞬時にできます。
最小限の投資とソフトウェアの変更で、CentOSからの移行を簡単に実現
CentOSからAlmaLinuxへの迅速な切り替え - 必要なのは1つのコマンドだけ。
スイッチのダウンタイムをゼロにして、大規模なサーバーを瞬時に移行します。
と心強いことが書かれています。
実際のところは、リリースされてからでしょうが期待はして良いんじゃないかと考えてます。
無償公開してもらっていてあまり強く言うのもなんですが、せめてCentOS8まではこれまでのライフサイクルでサポートして、CentOS9は出しませんとかにして欲しかった。
この情報を見つけるまでは、年末に再度移行を検討するとことになりそうでした。
※RedHatもRHELの無償利用の見直しを始めてるらしいのでもう少し様子見をすれば幸せになれる?
※ソース:CloudLinux、「CentOS」の代替OSは「AlmaLinux」--今四半期リリースへ
※2021/2/20追記
若干いまさらですが、ベータ版が出ていました。
[rakuten id="book:19913804" kw="CentOS8実践ガイド システム管理編 古賀政純"]